ピンボール日報

オーストラリア

イクシスLNGプロジェクト及び周辺鉱区

イクシスLNGプロジェクト

契約地域
(鉱区)
作業状況 生産能力 事業会社(設立) 権益比率
*オペレーター)
WA-50-L/
WA-51-L
生産中 LNG:年間890万トン
LPG:年間約165万トン
コンデンセート:日量約10万バレル(ピーク時)
INPEX Ichthys Pty Ltd
(2011年4月5日)
*同社 66.245%
TotalEnergies 26.000%
CPC 2.625%
東京ガス 1.575%
大阪ガス 1.200%
関西電力 1.200%
JERA 0.735%
東邦ガス 0.420%

1998年に本プロジェクトが位置する鉱区の探鉱権を取得し、その後の探鉱・評価作業や基本設計作業などの開発準備作業を経て、2012年1月に最終投資決定をしました。生産に必要な施設の建設作業や試運転作業を経て、2018年7月に生産を開始し、その後、順次コンデンセート、液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)各製品の出荷を開始しました。2018年の生産開始以来、安定生産を継続しており、2021年は117隻、2022年は112隻のLNGカーゴを出荷しました。2023年は、大規模な計画シャットダウンメンテナンスの予定はなく、安定操業を前提として、月に11隻程度のLNGカーゴの出荷を見込んでいます。また、2023年は、現在の年間LNG生産能力890万トンを引き上げ、中期経営計画で掲げた年間930万トンを安定生産できる体制を一年前倒しで構築することを目指しています。

CCS導入について

LNG生産の維持・拡張と並行して、気候変動対応の一環として生産操業に伴い排出されるCO2を回収、地下圧入、貯留するため、CCS事業を検討しています。2022年8月には、オーストラリア北部準州の北西沖合に位置するGHGアセスメント鉱区(G-7-AP鉱区)を落札しました。今後、同鉱区において、評価作業を実施し、2020年代後半のCCS導入に向けて、実行可能性に関する評価を実施します。当社は、2020年代後半にCCSを導入し、第一段階として年間200万トン以上のCO2圧入開始を目指しています。

契約地域
(鉱区)
作業状況 事業会社 権益比率
*オペレーター)
G-7-AP
(GHGアセスメント鉱区)
評価作業中 INPEX Browse E&P Pty Ltd
(2013年10月21日)
*同社 53%
TotalEnergies CCS Australia 26%
Woodside Energy 21%

イクシスLNGプロジェクト周辺探鉱鉱区

契約地域(鉱区) 作業状況 事業会社(設立) 権益比率
*オペレーター)
WA-84-R/WA-85-R/WA-86-R 探鉱中
(ガス・コンデンセート発見構造の評価を実施している鉱区)
INPEX Browse E&P Pty Ltd
(2013年10月21日)
同社 40%
*Santos 60%
WA-56-R *同社 60%
TotalEnergies 40%
WA-80-R 同社 26.6064%
*Santos 63.6299%
Beach 9.7637%
WA-281-P 同社 29.5%
*Santos 70.5%
WA-74-R/WA-79-R/WA-81-R 同社 40%
*Santos 60%
WA-285-P 探鉱中 *同社 62.245%
TotalEnergies 30.000%
CPC 2.625%
東京ガス 1.575%
大阪ガス 1.200%
関西電力 1.200%
JERA 0.735%
東邦ガス 0.420%
WA-532-P/WA-533-P *同社 100%
WA-343-P *同社 100%
AC/P36 *同社 50%
Murphy 50%
AC/P66 *同社 100%
EP(A)318 INPEX Oil & Gas Australia Pty Ltd
(2012年2月28日)

イクシスLNGプロジェクト周辺では16の探鉱鉱区を保有しており複数のガス構造を発見しております。既存施設の活用を含め様々なシナジーが期待できると考えていることから、今後、周辺探鉱や既発見アセットへの参入及び開発を加速し、長期的な生産量の維持を一層確実にした上で、2030年頃のイクシスの拡張も視野に入れた更なる生産量拡大を目指してまいります。

地図:イクシスLNGプロジェクト、及び周辺鉱区
CPF「イクシス エクスプローラー」
陸上ガス液化プラント


プレリュードFLNGプロジェクト

契約地域
(鉱区)
作業状況 生産能力 事業会社(設立) 権益比率
*オペレーター)
WA-44-L 生産中 LNG:年間360万トン
LPG:年間約40万トン(ピーク時)
コンデンセート:年間130万トン(ピーク時)
INPEX Oil & Gas Australia Pty Ltd
(2012年2月28日)
同社 17.5%
*Shell 67.5%
KOGAS 10.0%
OPIC 5.0%

当社は、2012年6月にShell社がオーストラリア北西部沖で開発中のプレリュードFLNGプロジェクトの権益17.5%を取得しました。プレリュードFLNGプロジェクトは、西オーストラリアブルーム市の北北東約475キロメートルの沖合にあるWA-44-L鉱区のプレリュードガス田より、LNG年間360万トン、LPG年間約40万トン(ピーク時)、コンデンセート年間130万トン(ピーク時)をFLNG方式(浮体式)により生産・液化・出荷するプロジェクトです。オペレーターのShell社は、2011年5月にFLNG方式による最終投資決定を行いました。その後、生産に必要な施設の建設作業や試運転作業を経て、2018年12月に生産井からのガス生産、2019年3月にコンデンセートの出荷、同年6月にはLNGの出荷を開始しています。

地図:プレリュードFLNGプロジェクト
FLNG船(コミッショニングLNG受入の様子)

バユ・ウンダンプロジェクト
(PSC-TL-SO-T 19-12(旧JPDA03-12鉱区))

契約地域
(鉱区)
作業状況 生産量*1 事業会社(設立) 権益比率
*オペレーター)
バユ・ウンダンユニット 生産中 コンデンセート:日量約5千bbl
天然ガス*2:日量約99百万cf
LPG:日量約2千bbl
(株)INPEXサウル石油
(1993年3月30日)
同社 11.378120%
*Santos 43.437907%
SK E&S 25.000000%
Eni 10.985973%
Tokyo Timor Sea Resources(JERA/東ガス) 9.198000%
  1. ※1全鉱区ベース、2022年12⽉平均⽇産量
  2. ※2井⼾元の⽣産量ではなく買主への販売に対応した数量

当社は1993年にオーストラリアと東チモールの共同管理下にある旧JPDA03-12鉱区の権益を取得しました。その後複数の原油・ガスを発見し、そのうち、ウンダン構造では、隣接する旧JPDA03-13鉱区のバユ構造と一体であることが判明したため、両鉱区の権益保有者が1999年にユニタイゼーションを行い、現在は、バユ・ウンダンガスコンデンセート田として、コンデンセート、LPG、LNGの生産・出荷を行っています。なお、オーストラリアと東チモールが海上国境条約を批准したことにより、2019年に東チモールと新たに生産分与契約(PSC-TL-SO-T 19-12)を締結しています。また、気候変動対応の一環としてバユ・ウンダンガスコンデンセート田の生産停止後、同生産施設及びダーウィンLNG施設を再利用し、豪州北西海域に位置するバロッサガス田やその他の周辺油ガス田から排出されるCO2を回収・地下圧入、貯留するためのCCS事業を検討しています。

地図:バユ・ウンダンプロジェクト(JPDA03-12鉱区)
バユ・ウンダンプロジェクト
バユ・ウンダン海上生産施設